バングラデシュ、紡績原料化学品の輸入禁止令を設ける可能性

   バングラデシュ.政府はEUの要求により、鉛、医薬チェーン塩化パラフィン、ペンタクロロフェノール、ペルフルオロオクタン酸など4種類の危険化学品に対する輸入禁止を検討し始めた。

　　
   バングラデシュ.環境省はノルウェー環境・国際発展省の規定に基づき、消費財は当該化学品の主要な排出源の一つであり、環境及び人類にマイナスの影響を与えると指摘した。

　　
関係当局によると、バングラデシュで起草中の新たな案は、EU既存の条例はもっと厳しい。

　　
   バングラデシュ製衣類製造及び輸出協会の代表は、このような化学品は紡績品の生産過程の主要な原料の一つであり、新たな禁止は当該業界の短期的な発展に阻害を与えるだろうと述べた。

　　
ただ、政府が新条例を施行する前に、メーカーに十分な適応期間を与えれば、業者は適切な代替品を探すことができるはずだ。

　　
バングラデシュの輸出入管理官AKM Mahmudul Hasan Khan氏は、同国の多くの輸出市場はこの4種類の化学品を生産原料の1つとしていると指摘した。新たな禁止令はバングラデシュの工業化プロセスに深刻な打撃を与えるだろう。